サン・テグジュペリ失踪の謎を解く鍵となる可能性が少なくない筈の
“銀のブレスレット”、
並びに最期の搭乗機“P-38ライトニングの残骸”の発見から
“フランス当局の公式発表”
(“銀のブレスレット”に関しては未だに公式発表なし)
までに紆余曲折を経て、
何年もの年月を無駄に費やさなければならなかったのには
政治的圧力が働いたとの見方もあるようだ。
元来ひと一倍の平和主義者である彼は、
ナチス・ドイツ占領下のフランス国民が、
親独な“ヴィシー体制”と
ド・ゴール将軍率いる反独レジスタンス“自由フランス”とに分かれ、
互いにいがみ合うことに心痛する。
ところが、
警鐘を鳴らしながらも結局どちら側にも味方するわけには行かず、
遂にド・ゴール将軍(後の仏大統領)から憎悪されるに至ってしまう。
他にも様々な要因が重なったのであろうが、
追われるように祖国を離れ、
救援を乞うかの如く米国に亡命した彼の苦悩は計り知れない。
それでも祖国で苦しむ仲間の為に何かしなければ、
という焦燥感にも似たやむにやまれぬ祖国愛が、
空飛ぶ文聖:サン・テグジュペリに再びペンを取らせることになり、
『星の王子さま』が誕生した。。。
その作品が
多くの謎かけをちりばめて書かれた“大人のための童話”
と言われる所以は以上のような経緯にある。
その生まれたての書下ろしを携えて
愛国心覚めやらぬ彼は戦線への復帰を望むが、
ド・ゴール将軍にはどうしても受け入れられず、
やっとの事でその願いを叶えてくれたのは連合軍(米国)だった。。。
この当時からのフランス軍当局との複雑な“しがらみ”が、
祖国愛の化身とも言えるサン・テグジュぺリの
搭乗機の調査&公表を阻んだのだとすれば何とも皮肉な話である。
そのマルセイユ沖で発見されたP-38ライトニング機が
間違いなく彼の搭乗機であったと確認され、
墜落した海域が特定されたというニュースは
横山三四郎氏(eブックランド 代表取締役社長)の尽力により
2004年3月下旬、
世界に先駆けて東京から発せられた。
フランスで当局が正式発表に踏み切ったのは
その二週間後(2004年4月7日)である。
『星の王子さま』は日本で累計500万部が発行され、
未だに年間10万部が売れている。
更に箱根の『星の王子さまミュージアム』も
TBSがその経営を引き継いで以来盛況ぶりを見せていると聞く。
しかも、
2004年搭乗機発見云々のニュースさえも
世界に先んじて日本から発せられたとなれば、
我々日本人とサン・テグジュペリは
並々ならぬ“縁”で結ばれているような気がしてくる。
60年の時を経て彼は我々に何を訴えたいのか?
気が付けば最近の韓国や中国の反日感情の昂りは尋常ではない。
今こそ改めて我々“おとな”が『星の王子さま』に隠された
“平和主義な空飛ぶ文聖”の
“謎かけ”に耳を傾ける時ではないのだろうか?
※サン・テグジュペリ&「星の王子さま」ファンのアナタなら
横山三四郎氏の『赤いバラと銀の腕輪』
(『星の王子さま』の作者サン=テグジュペリ搭乗機の奇跡の発見物語)
は必読です。
eブックランドのホームページ、
“e-Book登竜門A”から無料でダウンロード可。
サン・テグジュペリは何とも曳かれますね。
関心深く読ませて頂きました!φ(. .)メモメモ
今後もよろしくお願いします!!
(こちらもTBさせて頂きましたね。)
o(^-^)o
>関心深く読ませて頂きました!
恐縮です。
>今後もよろしくお願いします!!
こちらこそ〜☆
ところで、ぱんださんのブログID“pandagananda”には笑いました。
『赤いバラと銀の腕輪』私も読んでみたいです。これも何かの縁ですねー。
>『赤いバラと銀の腕輪』私も読んでみたいです。
うまくダウンロードできない場合はご連絡くださいね☆
>これも何かの縁ですねー。
はい、。。。でも“くらもちふさこ”さんって、あの“別マ”で昔“なんとか(←おしゃべり?)階段”を描いてた“ふさこ”さん?
なつかしいな〜☆(大昔、姉の“別マ”を盗み見しておりました:笑)
。。。しかし一日に何件記事書いてるんですか?(←尊敬の眼差し〜☆)
フレンチさん、
そのまんまなハンドルネーム、素敵です☆(笑)
>これから原書で読むつもりです!
今度は“原書”の感想を語り合いたいですね☆。。。期待してます!
>またフレンチのHPも訪れてください〜♪
なんか、フレンチ・ポップスって感じですよね〜☆ 是非是非〜♪
サン・テグジュペリの言葉を投稿しましたので
TBさせて頂きますね!
ところで「ぱんだがなんだ」って歌しってます?
みんなの歌だったと思うんですが。
ではまた〜
おっ!では早速拝見させていただきに。。。