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ピーチ・メルバ
『ピーチ・メルバ(仏語ではペーシュ・メルバ)』と言えば
「桃のコンポート」の発展系として
最も有名なデザートのひとつだが、
何故こんな何の変哲もないデザートが有名なのか?
と言えばチョ〜有名な料理人が、
これまたチョ〜有名オペラ歌手に捧げたデザートだからだ。

時は19世紀末、
「料理人の王であり、王の料理人である」と謳われた
フランスが世界に誇る偉大な料理人:オーギュスト・エスコフィエが
ロンドンのサヴォイ・ホテルにてその腕を揮っていた折、
当時一世を風靡していたオーストラリアのオペラ歌手
ネリー・メルバのロンドン公演に際し、
演目であるワーグナーの「ローエングリン」に因んで
氷のブロックで作った白鳥の翼の間に置かれた銀器の中に
バニラ・アイスを盛り、
半割りにした桃のコンポートを載せ、
ラズベリーのピューレを満遍なくかけたものに
砂糖で作った綿菓子状のベールを被せたスペシャル・デザートを
他でもないネリー・メルバ本人に捧げ供した。。。

以上が『ピーチ・メルバ』誕生物語の大筋なのだが、
今日伝わる『ピーチ・メルバ』と言えば、
何処でどう変わってしまったのか、
専らバニラアイスに桃のコンポートを載せ
ラズベリーのソースをかけてホイップ・クリームで飾り付け、
アーモンドスライスを散らした。。。
という『オリジナル』とは
似ても似つかぬシロモノと化してしまっている。。。
 
かく言う私も時には“偉大な料理人”に思いを馳せ、
真似事なんかしてみたり。。。
と言っても白鳥の氷細工なんか私には出来ませんから〜★
。。。ってその“白鳥”さえ無ければ僕にも出来る
何の変哲もないデザートなわけです。。。



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