秋口のものより香り高いと言われる夏のいちじくでコンポート。
最近では便秘や整腸だけでなく、
夏バテ予防にも効果があると、
その効能が注目されつつあるいちじくだが、
その栽培の歴史は古く古代ギリシャ時代には体力増強の為、
と競技選手等にも愛用されたものらしい。
それならば。。。と、
更なる効能を期待し、
漢方薬にも使われるスパイスを多様しての
“コンポート”の制作開始〜☆
・鍋の中ににいちじくを並べ
・ひたひたの水&その3割量の砂糖を入れ
・スターアニス(八角)、
ジェニパーベリー(杜松子:トショウシ)、
シナモン(桂皮:ケイヒ)、
丁子、
黒胡椒、
セージ(薬用サルビア)を加え

・落し蓋をして火にかけ
・沸騰後弱火で7〜8分
・煮汁に漬けたまま覚まし

・皿の中央にふたつ重ねて盛り、
シロップ(煮汁)を少量加え、
セージの微塵切り入り蜂蜜のアイスを添えて。。。

出来上がり〜♪
このコンポートを食べれば夏バテなんか恐くない〜☆
そんなことが書いてあるサイトが結構ありますね。
本当に効くのかなぁ。
それはともかく、このイチジクは典型的な日本の紫色した
イチジクですよね。フランスでもこんな感じなんですかぁ?
昔は我が家にイチジクの木があったのですが、紫のと
白っぽいのと二種類ありました。私は殆ど食べなかったの
だけど、知人達には「白の方が美味しい」と言われていました。
残念ながらどちらもカミキリムシにやられて枯れてしまいましたが。
今日、日本のいちじく栽培品種の大半が『桝井ドーフィン』であるのと同じように、フランスでは専ら『ソリエス』という品種(果皮は限りなく黒に近い紫で、果肉は光沢あるガーネットレッド:日本でも苗が手に入り一部の農家で栽培)で占められています。
ただ、日本の『桝井ドーフィン』は風味が繊細で、“一般的には”糖度もそれほど高くなく、“コンポート向き”であるのに対し、フランスの『ソリエス』は糖度&肉質共に申し分なく、生食 or タルトやミルフィーユ等の“焼き菓子向き”で、更にローストにしてフォアグラと。。。(以下略)
とは言え、愛知県の一部の農家で栽培する『桝井ドーフィン』には糖度が驚くほど高く、果肉も蜜のように滑らかなものがあり、生でもローストでも、更にフォアグラや生ハムなんかと。。。(以下略)
ちなみにリリアルに登場するいちじくと言えば夏は専ら。。。
・山梨産路地もの『桝井ドーフィン』
・愛知産路地もの『桝井ドーフィン』
秋には。。。
・フランス産『ソリエス』
・山梨産路地もの『ホワイトゼノア(白色種)』
・愛知産路地もの『桝井ドーフィン』
・愛知産路地もの『サマーレッド』
等が登場します。
そうそう、私が幼少の頃は、実家の庭に熟果がザクロのように裂けてしまう『蓬莱柿(ホウライシ)』と思われるいちじくの木があり、婆ちゃんに“甘露煮”にされてしまう前にあわてて食った覚えが。。。
子供ごころにも生の方が絶品〜♪と思いましたね☆
一口にいちぢくと言っても色々とあるのですねぇ。
うちにあったのは何だったんだろう?
まぁ、そんなことより、食べに行かねば・・・
ちなみに当店は店主が“お子ちゃま”ゆえ、“お子様”連れOKですよー(^^)