「仙台出身ですぅ〜☆」
と言うと、
「あぁ、牛タンですねぇ♪」
と返されるのには辟易する★
って言うか、牛タン屋なんか我が青春時代には仙台一のグルメ&のんべぇタウン・国分町でも見かけたこともなければ、食ったこともなく、ましてや私のような仙台出身者が貴重な里帰りの限られた時間内に牛タンを食いに行くなどということはありえようもなく、もしそんな輩が実在するとすれば“モグリ”の仙台出身者と言わざるを得ない。
仙台で“牛タン”が頭角を現したのは、何処かの企業戦略の一環であることは明らかで、どうせ肉を食うなら焼肉&冷麺、はたまた“発祥の地”としての“回転寿司”か“冷し中華”にでも舌鼓を打ったほうが余程仙台らしさを味わうことに繋がるってもんだ。
だいたいが、牡蠣&穴子&海苔&ハゼの松島・近海マグロの塩釜・赤貝の閖上・海の幸の宝庫の牡鹿半島&三陸etc。。。という日本でも有数な漁場に囲まれた仙台で、何が悔しくて肉を食べなぁあかんのよ★おと〜さん!
。。。とぼやいてみたところで、じゃあその美味しいはずの海の幸は仙台の何処に行ったら食べられるのよ?
となると難しい質問なんだなぁこれが。。。
と言うことで、
前置きがヒジョ〜に長くなったが、夏休みの2日目に向かった先は
『塩釜水産物仲卸市場』。

※築地もこのぐらいこじんまりとしてれば買い物し易いんだけど。。。

※宮城県名産と言えば“海のパイナップル”で知られる『ホヤ』。“天然もの”で180円とはさすがに安いなぁ。。。

※岩牡蠣をつまみ食い〜☆

※貝類の値はそんなに築地と変わらないなぁ。。。

※珍しい的鯛(マトウダイ)の幼魚:箱(全部)でたったの300円だって!干物にして、炙って食べたらうまそ〜☆

※さんまのみりん干し:ガキの頃、死ぬほど食ったなぁ。けっこう歯に挟まるんだこれが。。。

※おっと♪鬼太郎の親父さんがこんなところに。。。
今回残念だったのは、今年は本マグロが全くと言っていいほど揚がらないらしく、市場内の近海ものはメバチまぐろばかりで、本マグロにはついぞお目にかかることはなかった。。。
どうりで昨日の『千松しま』でも本マグロは登場しなかったわけだ。
とは言え、きっと近海マグロを“売り”にしているお寿司屋さんには特別ルートでチョ〜希少価値の本マグロが出回っているに違いない、と踏んだ私は、おすすめ寿司屋情報を市場内で入手。昼餉にはちと早い時間だが、早速足を運んだ。