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くちびるに歌を持て
フランスで働いていた頃、
鼻歌をうたいながら仕事するヤツがおって、
ふざけた料理人やなぁ。。。★
と軽蔑の眼差しを向けていたのも今は昔。。。

時は流れ、
リリアルの朝はボク自身が
iTunesで編集したフレンチ&イタリアン・ポップスで始まり、
ガンガン♪に鳴らしながら、
鼻歌までうたっちゃうんだから、
人間変わればかわるってもんだ。

お陰で、
ご近所さんから苦情がきたり、
営業中まで音量を絞りきれず、
お客様からボリュームダウンを頼まれたり(以下略。。。

とは言え、
リリアルのBGMの話題で、
会話に花を咲かせているテーブルも時折あるぐらいだから、
為になる時だってあるのサ〜☆

ドイツの詩人、
ツェーザル・フライシュレンだって、
こう言っているではないか。。。
心に太陽を持て。
あらしが ふこうと、
ふぶきが こようと、
天には黒くも、
地には争いが絶えなかろうと、
いつも、心に太陽を持て。

唇に歌を持て、
軽く、ほがらかに。
自分のつとめ、
自分のくらしに、
よしや苦労が絶えなかろうと、
いつも、くちびるに歌を持て。

苦しんでいる人、
なやんでいる人には、
こう、はげましてやろう。
「勇気を失うな。
くちびるに歌を持て。
心に太陽を持て。」

-訳:山本有三-
コム・ダビチュード:Comme d'habitude
ラ・フィーユ・リリアルのBGM(ラジオ&CD)で
最もよく流れる曲のひとつに
クロード・フランソワの「コム・ダビチュード」という曲があるのだが、
おそらく耳にされたお客様のほとんどは
フランク・シナトラのヒット・ソング
「マイ・ウェイ」のフランス語による
カバー・バージョンだと思われているに違いない。

しかもフランク・シナトラが歌うエンディングの

(((((I dit it! m〜y wa〜y♪)))))

に象徴される壮大かつ雄大な曲調とはまったく異なり、
やたら“コム・ダビチュード(Comme d'habitude)”ばかりを
耳ざわり(笑)なほどに繰り返す彼の曲調を

“な〜んかヘン?”

と思われるかたも少なくないことと思う。

正直私もフランスに着いたばかりの当時はそう思った。。。
に留まらず、
オリジナルのシナトラ・バージョンの方がやっぱり数段いいな〜、
とさえ思ったものだ。

しかし時は流れ、
フランス語やフランス人気質がある程度解り始め、
「コム・ダビチュード(Comme d'habitude)」の方こそ
「マイ・ウェイ」のオ・リ・ジ・ナ・ルである、
という事実を知り
(※フランク・シナトラに一曲捧げたいと思っていたポール・アンカが
 この曲を気に入り、
 オリジナルとは全く無関係な歌詞をつけて贈ったものらしい)、
39歳の若さで非業の最期を遂げたという、
フランス人にとっては偉大な歌手である
クロード・フランソワのひととなりを
伝聞により知らされてからというもの、
この「コム・ダビチュード(Comme d'habitude)」は、
私の最も好きなシャンソンのひとつになっていった。

Comme D'Habitude-コム・ダビチュード-
Comme D'Habitude:コム・ダビチュード


※試聴はこちら⇒RealAudio

本来の歌詞は「マイ・ウェイ」のように“大袈裟”なものではなく、
ザッ!と訳してみると。。。

 Je me lève et je te bouscule
 朝起きると僕はおまえを押しのける
 Tu ne te réveilles pas comme d'habitude
 いつものように、おまえが目覚めることはない
 Sur toi je remonte le drap
 僕はシーツをかけ直してあげる
 J'ai peur que tu aies froid comme d'habitude
 いつものように、寒くはないかと心配なんだ
 Ma main caresse tes cheveux
 僕の手がおまえの髪の毛を撫でる
 Presque malgré moi comme d'habitude
 いつものように、ほとんど無意識のうちに
 Mais toi tu me tournes le dos
 でもお前は寝返りを打ってしまうんだ
 Comme d'habitude
 いつものように。。。

 Alors je m'habille très vite
 そして僕は素早く着替えると
 Je sors de la chambre comme d'habitude
 いつものように、部屋を出る
 Tout seul je bois mon café
 一人ぼっちでコーヒーを飲むんだ
 Je suis en retard comme d'habitude
 いつものように、僕は遅刻さ
 Sans bruit je quitte la maison
 音もなく僕は家を出る
 Tout est gris dehors comme d'habitude
 いつものように、外はすべてがどんよりしてる
 J'ai froid, je relève mon col
 寒さに僕は襟をたてる
 Comme d'habitude
 いつものように。。。

 ※下略※

。。。と、
とある一フランス人男性(典型的フランス人?:笑)の日常を
うたった歌なのです。

余談ではあるが、
本来は“コム・ダビチュード(Comme d'habitude)”。。。
いわゆる“いつものように(日常の生活)”を歌ったこの曲が、
アメリカ経由で地球の裏側である日本にまでやって来て
“いま〜♪ 船出が〜♪”で始まり、
“すべては〜心の〜決めたま〜まに〜♪”で終わる、
谷村新司の「昴」と共に、
カラオケでもっともオ・●・ジと言われる歌にまで変貌を遂げた、
という事実に対して、天国のクロード・フランソワはどう思うだろう。。。

更に余談になるが、
東京・中目黒にあるフレンチ・レストランの
『コムダビ』こと『コム・ダビチュード』は
本人には未確認ながら、
おそらく店主のKさんがフランスで聴いたこの歌を気に入り、
是非にと屋号に冠したのではあるまいか?

ただこのお店、
定休日がリリアルと一緒なので食べに行けず残念〜★
。。。と言いつつ、
もう二度ほどおじゃまさせていただいており、
お気に入りフレンチの中のひとつです。
Menthe A L'Eau (マン・タ・ロー)
最近、
気紛れ気味に店内のBGMで
フランスのラジオを流したりしているのだが、
その局の名称の如く
“ノスタルジー”にドップリ♪と嵌ってしまいそうな曲ばかり
連発してくるので全く仕事にならない★
(ウソです!安心してください☆)

今日は、
エディ・ミッチェル(Eddy Mitchell)の
「クルール・マン・タ・ロー(Couleur menthe à l'eau)」
に思わず反応してしまい、ひとり苦笑い。

。。。と言うのも、
フランスに暮らし始めてまだ間もなく、
フランス語が全くと言って良いほど把握出来なかった頃は、
この曲がラジオから流れてくると、
他の歌詞はチンプンカンプンで、
全く頭に入らないにも拘らず、
この「マンタロ〜♪」という言葉と旋律だけは、
容赦無く我が耳に纏わり付いてきたものだったなぁ。。。
と、ほのぼの思い出してのことである。

「まさか「万太郎(まんたろう)」さんの歌でも無かろう。。。」

と、当時自分に言い聞かせてみたところで、
もうアタマから離れない。

後日、
その「万太郎」は「ミント水」であることを知ることになるのだか、
この時点では知る由も無く、
全くもって悩みの種のひとつでありました。
恋の病/La maladie d'amour
私の好きなシャンソンは数あれど。。。

今でもフランス語で口ずさむ歌は、そんなに多くはない。。。

その中でも最も好きな曲のひとつで、
早朝築地市場に行く途中にバイクに乗りながら良く大声で歌うのが
ミッシェル・サルドゥーMaladie d'Amour(恋の病)
<試聴はこちら→ RealAudio>である。。。

 >Elle court〜♪ elle court〜♪
 >La maladie〜♪ d'amour〜♪
 >Dans le coeur des enfants 〜♪
 >De sept à soixante dix-sept ans〜♪。。。

<駆け回る、駆け回る。。。
 恋の病。
 7歳〜77歳の
 “子供達”のこころの中を。。。>

 。。。私はまだ●●歳。

 あと●●年は駆け回るのサ〜♪。。。

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